マルマエの歩み

HISTORY

マルマエの歩み

創業期 1965年~1999年

時代背景

高度経済成長真っ只中の1965年、マルマエは故前田務により製缶・配管を行う鉄工所として創業。その後、1997年に現在の事業であるR&D事業が合流し、発電用の蒸気タービンブレードやロボットアームなど切削加工による産業用部品の生産を始め、今につながる会社の基礎ができました。

1965年4月 鹿児島県出水市において鉄工所を故前田務(元社長、元相談役)が個人で創業
1988年10月 個人経営の鉄工所をマルマヱ工業有限会社(現当社)に改組(出資金2,000千円)
知識工場
知識工場
1992年(注) オートバイ部品製造目的のT'sM'sR&D(現当社事業)を前田俊一(現代表取締役)が個人で創業
1997年9月 T'sM'sR&Dの事業をマルマヱ工業有限会社が引継いでR&D(切削加工の研究開発)事業部を設置
タービンブレード
バイクパーツ

※(注) 個人事業部分については、月次の確定が困難なため月の記載を省略しております。

規模拡大時期 2000年~2009年

時代背景

2000年代にはいると、パソコン、携帯電話といった通信機器が飛躍的に普及。また液晶テレビなどの高性能な電気機器が登場します。

マルマエは、FPD(フラットパネルディスプレイ)分野へ参入し、真空パーツの製造を本格化しました。

2003年の本社工場移転を皮切りに、大型製品の製造に注力し、太陽電池分野にも参入するなど事業を拡大。2006年には東証マザーズ上場を果たしました。

2001年4月 株式会社マルマエに商号及び組織変更(資本金10,000千円)
2003年12月 鹿児島県出水郡高尾野町(現出水市)に本店移転、高尾野事業所 新工場竣工
2004年12月 日本証券業協会によるグリーンシート銘柄に指定
2005年12月 高尾野事業所 第2工場竣工
2006年12月 東京証券取引所マザーズに株式を上場
2007年2月 熊本事業所(熊本県菊池郡大津町)が稼動開始
2008年3月 高尾野事業所 第4工場竣工
2008年4月 関東事業所(埼玉県朝霞市)が稼動開始

再構築期 2010年~2013年

時代背景

2009年のリーマンショックでは、太陽電池分野、FPD分野共に大きな影響がありました。マルマエは主な事業を半導体分野に切り替えながら、事業再生ADR手続きによる事業再生を目指しました。

2011年4月 熊本事業所の閉鎖
2011年7月 事業再生ADR手続の成立

再成長期 2014年~2020年

時代背景

事業再生計画を早期に終結させた2015年ごろから、世界的なスマートフォン普及やクラウドサーバーの増加によって半導体需要は急増。これに合わせ、半導体製造装置の基幹パーツを製造する当社も果断な設備投資を行うことで再成長を遂げ、東証一部上場を果たしました。

2015年1月 事業再生ADR手続による事業再生計画の終結
2015年6月 高尾野事業所 第5工場竣工
2015年10月 高尾野事業所 第6工場竣工
2016年11月 開発部の新設
2017年1月 高尾野事業所 第7工場竣工
2018年1月 東京証券取引所市場第二部へ上場市場変更
2018年4月 出水事業所(鹿児島県出水市)が稼動開始
2018年11月 東京証券取引所市場第一部に指定
2019年2月 鹿児島県出水市大野原町(出水事業所)に本店(本社)移転
2019年5月 高尾野事業所 第8工場竣工
東京証券取引所市場第一部


出水事業所が稼動開始